花の旅・花の寺 全国各地の花めぐり

四季折々に美しい表情を見せる日本。 全国各地、花の咲く寺を巡って日本を再発見しませんか。

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな花旅 365 ヤブミョウガ fum 24

またまた都心で見つけた、珍しい花です。新橋から虎ノ門に向かって歩いていた時、街路樹の下に、見かけない花が。お弁当の仕切りに使うバランに似た葉っぱに見覚えがあったので、調べてみたらヤブミョウガ。ミョウガの仲間だったのですね。ここだけで咲いて…

小さな花旅 365 フヨウ fum 23

優雅な花姿ですね。ボタンやシャクヤクほど目立つ花じゃないけど、そこはかとなく気品というか、風格が漂う花です。残暑にもめげず、太陽に向かって、朝開いて夕方しぼむ一日花。ヒグラシの声としぼみはじめたフヨウ。晩夏の田舎の夕暮れの、ちょっと懐かし…

小さな花旅 365 タカサゴユリ fum 22

ユリはユリでも葉っぱが笹のように尖り、花もカサブランカやテッポウユリに比べて、全開せずにラッパのように開きます。 野原や高速道路の土手で見かけ、関東では今が最盛期です。 名前のタカサゴは、兵庫県の高砂から来ているのかと思ったら、台湾由来の花…

小さな花旅 365 ツクバネウツギ fum 21

別名のアベリアの方が、馴染みかも。 庭の生け垣などに多い花です。 真夏に白い小花を次々と咲かせます。枯れると茶色になるので、花の白さより茶が目立ちます。20年以上住んでいる大阪のマンションの生け垣がアベリア。この時期、めいっぱい咲いて、ミツバ…

小さな花旅 365 カンナ fum. 20

ポピュラーな花ですから、説明するまでもないのですが, 江戸は元禄のころに鹿児島に伝わったとか。一昨年の冬に海辺の町に引っ越してから、海岸べりや私鉄の線路脇で見かけます。 塩害に強い花なのでしょうか。この花にはちょっと思い出があります。 今から…

花の旅 京都 京都御苑 九條池のサルスベリ ふじい

夏の京都は暑いだけや〜。祇園さん(祇園祭)が終わって、大文字の送り火まで人気がのうなる(なくなる)ほど暑いで〜。 京都在住の写真家、土村清治さんにさんざん脅されながらも、夏の花を求めて京都御苑へ。 お目当ては、御苑南部の堺町御門の近く、旧摂…

小さな花旅 365 ノウゼンカツラ fum 19

残暑が厳しいですね。 ゆく夏を惜しむか、来る秋を待ち焦がれるか。 今日は夏の入道雲に似合う、オレンジの鮮やかな花を紹介しましょう。ノウゼンカツラといい、ツル性なので、太陽に向かってどんどん伸びていきます。 関西の人なら、愛染さんのシンボルの花…

小さな花旅 365 ハイビスカス fum17

夏の定番の花ですね。これをアップしたのは咲いていた場所がちょっと・・・。昨日、大阪淀川区で消防車50台が出動する火災がありました。友人のとびちゃんやフーさん達と飲んでいて、話題なうのサイトで淀川区の火災のことを見ていたら、オットットから、近…

小さな花旅 365 ガイラルディア fum 18

殺風景な道端に一輪だけ咲いていました。 褐色なので、パッと目に止まりパチリ。花壇でもないので、きっと誰かが植えたものでしょう。帰宅してから、山と溪谷社のボケツトガイドで調べたら、ガイラルディアって名前でした。オオテンニンギクの方が覚えやすい…

小さな花旅 365 ランタナ fum 16

小花が集まって一個の花になります。咲きはじめが白っつぽい黄色、オレンジ、ピンクと花の色が変化するので、七変化とも呼ばれます。この花の名前を覚えたのは、私が25歳のころ。絶対に当たらないと言われた公団住宅の抽選に一回で当たり、その部屋には小さ…

小さな花旅 365  サルスベリ fum 15

サルスベリって変な名前ですよね。何でも木肌がすべすべして、猿が木から落っこちてしまうから猿も滑る――ということで、サルスベリになったとか。 花は、木肌とちがって小さな花の先がくしゃくしゃっとフリルのように縮れています。これがかわいいですよね。…

小さな花旅 365 ユリ fum 14

野生種も園芸種も種類が多く、一言で紹介するのは難しい花です。ポピュラーなのが、写真のテッポウユリ。花壇で、花屋さんの店頭でよく見かけます。 立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花 にたとえられるように、ピンと背筋を伸ばして、美しい花姿で魅…

小さな花旅 365 ガーベラ Fum13

のっけから私ごとで恐縮ですが、昨年からフラワーアレンジメントを習い始めました。毎回と言ってもいいくらい、レッスンに登場するのが、ガーベラです。まっすぐな花ですから、ラインを形成するのに、よく使います。アレンジメントを習う前までは、長い花瓶…

小さな花旅 365 コエビソウ fum12

前から気になっていたんですよね。真っ赤なこの花。 ケマンソウでもないし、サルビアでもない。 コエビソウと言うそうです。色と形が海老に似ているから名付けられたそうです。 メキシコ原産で、属名はべロペロネ。こっちの名前のほうが花に合っているような…

花の旅 鎌倉 極楽寺 門前の芙蓉が満開です ふじい

鎌倉の夏、蓮の花も終わって、芙蓉が咲き始めました。 市内を歩いていると、民家の塀を大きく越えて咲いているのを見かけます。大ぶりで気品があるので、目立ちますよね。 極楽寺の門前には2本の大きな芙蓉の木があって、茅葺きの山門がピンクの花に覆われ…

小さな花旅 365 キキョウ fum 11

秋の七草のひとつなので、9月ごろに咲く花と思い込んでいましたが、7月がピークのようですね。 星のようなきれいな花の形から、市の花に指定されている所も多いようです。そういえば、桔梗紋といわれる家紋もありますよね。 岐阜の土岐氏一族の家紋だそう…

小さな花旅 365 ペチュニア fum 10

花はアサガオに似ているのですが、アサガオは蔓が伸びて咲きます。ペチュニアは低いところに這うように咲きます。色のバリエーションが豊富なので、この時期、花壇の主役級ですよね。ムラサキのストライプ模様を、先日、江ノ島で見ました。 ピンクやオレンジ…

小さな花旅 365 センニチコウ  fum 9

お盆のころ、畑に咲き誇っていた千日紅。やや紫色を帯びたピンクの花は、お盆の仏壇やお墓を彩る花の定番でした。 この花を見ると、田舎のお盆の、一家総出の墓参りを思い出します。村の墓は水場がない山中にあったので、大きなやかんに水を汲んで、運ぶのは…

小さな花旅 365 八重咲きヒマワリ  fum 8

普通のヒマワリに比べると印象がずいぶん違いますよね。でも近ごろ、民家の庭やアレンジメントにも多用されているのが八重咲きのヒマワリです。 この八重咲きのひまわりだけを咲かせた名所が関東にあります。茨城県筑西市の明野ひまわりの里. 毎年、市内の宮…

小さな花旅 365 ヒマワリ fum 6

真夏の花といえば、ヒマワリですね。別名太陽の花といわれます。ヒマワリの花の名所は各地にありますね。関西の代表的な名所は、兵庫県佐用町のひまわりの里。ここは150万本ものひまわりが栽培されているそうですよ。 ひまわり油を使ったドレッシングも販…