花の旅・花の寺 全国各地の花めぐり

四季折々に美しい表情を見せる日本。 全国各地、花の咲く寺を巡って日本を再発見しませんか。

2012-01-01から1年間の記事一覧

小さな花旅365 ハツユキカズラ fum 108

名前のように、うっすらと雪がかぶったような錯覚におちいる観葉植物です。テイカカズラの園芸種ですが、ホワイトベースの葉っぱに、まだらに入ったふ模様が表情たっぷりで、小さな花壇でけっこう目だってました。ようやく雨が上がりましたね。鎌倉は観光客…

小さな花旅365 アツバキミガヨラン fum 107

花壇でよくみかけますが、意外と名前を覚えていない花とでもいいましょうか。 アツバキミガヨラン――葉っぱが肉厚で先っぽに刺があり、また花丈も1メートルを超えるので近寄ってじっくり観察する機会もなかったのですが・・・。 キミガヨなんて名前がついて…

小さな花旅365 パイナップルセージ fum 106

セージの仲間は沢山あるので、一つひとつ名前を覚えるのは苦手です。 このパイナップルセージだけは、真っ赤な花なのに、パイナップルの名前がついているので覚えましたよ。 葉っぱにパイナップルのような甘やかな香りがただよい、名前の由来になっています…

小さな花旅365 アンデスの乙女 fum 105

ようやく江ノ電に暖房が入りました\(^o^)/ 終電近くになると乗客も少なくなり、車内はヒエヒエだったのです。今日は珍しい花です。 原産地はブラジルなのに、なぜか名前はアンデスの乙女。まあ、南米には変わりないですが。乙女というより、濃いヤマブキ色…

小さな花旅365 イソギク fum 104

83でハマギクを紹介してから、あっという間に秋が深まり、イソギクの季節になりました。どちらも葉っぱのギザギザが少なく、海辺によく育ちます。 ハマギクが白に対して、イソギクは黄色の小花の集合体です。 花は開かず、やや立ち気味に咲きます。これまで…

小さな花旅365 コウテイダリア fum 103

漢字で皇帝ダリアと書きます。 ツリーダリアと呼ばれる種で、背丈が3〜5メートルにも伸びることから、皇帝ダリアの名が。花は直径20センチ弱くらいでしょうか?写真の皇帝ダリアも3メートルくらいあり、ちびっこのわたくしは、うーんと背伸びして手を高く上…

花の旅 東京 国立博物館前のユリノキが色づきました

久々に上野公園へ出かけました。目的は東京国立博物館(平成館)で開催されている「中国王朝の至宝」展を見るため。 夏(か)と呼ばれる最初の王朝から、長安の都まで、中国4000年の歴史にどっぷりと浸りました。装飾品の模様や色は、今の時代にも通用す…

小さな花旅365 ノハラアザミ fum 102

今日は一転して、晴れの一日でしたね。まだ波は荒く、サーファーたちが海に繰り出していました。 102回めはアザミです。アザミは日本だけでも60種類近くあって「アザミ」はその総称。 写真はノハラアザミと呼ばれ、秋に咲きます。稲村ヶ崎で見つけました。昨…

小さな花旅365 ガウラ fum 101

七里ガ浜はまるで嵐のよう。波が高く、南風が強いので、 外に出ることもママならない状態が一日続いています。 おまけに、雨。ウサギ小屋のようなわが家では、雨風の吹き込みが激しく、西側の窓は水浸しになって、まるで雨漏りのような状態です。トホホ ゜(…

小さな花旅365 サザンカ fum 100

\(^o^)/ヤッター! 小さな花旅100回になりました。日記も家計簿も三日坊主のわたくしには、信じられないことです。 散歩の途中で見つけた花をテーマに、日々たわごとばかり書き連ねていますが、「読んでるよ」「あの花知らなかった」なんて感想をいただき…

小さな花旅365 ニシキギ fum 99

新緑、紅葉、落葉したら幹のカクカクとした(翼ヨクと呼ぶ)かたちの面白さから、アレンジメントにも重宝されます。 オールマイティーな木ですね。特に紅葉が素晴らしいと思っていたら、モミジやスズランノキと並び、世界三大紅葉の木のひとつだそうです。出…

小さな花旅365 アストロメリア fum 98

アンデス山中で発見された花で、植物学者の名前からアストロメリアに。 別名、ユリズイセン、インカのユリとも。花持ちがよく、切り花で重宝されていますね。 地植えを目にしたのは初めてです。葉っぱがワサワサして、意外と花が目だたないです。 でも花びら…

小さな花旅365 アンスリウム fum 97

お盆のお供えに使う里芋の葉っぱに、ロウソクを立てたような花姿から、仏花かな? と思っていたのですが、近ごろは、レストランやホテルなどのスタイリッシュな空間のアレンジメントにも多用されていますね。花色も赤だけでなくて、ホワイトやグリーン,オレ…

小さな花旅365 リンドウ fum 96

久々に自生を見つけました。箱根山中です。花屋さんのリンドウは、めいっぱい花を付けた、エゾリンドウの園芸種。これに比べて、野山で出会うリンドウは、茎が細くて華奢な花。 山歩きの途中、この花を見つけるとしゃがみ込んで話しかけたくなるほど、愛らし…

小さな花旅365 スカビオサ fum 95

アレンジメントのレッスンには欠かせない花で、毎回と言っていいほど登場します。華奢な茎に、大きく花ひらくと頭でっかちになって、なかなか手ごわい花ですね。 和名はマツムシソウ。わたくしにはこちらの名前の方が身近です。というのも、信州の車山高原だ…

花の旅 神戸 相楽園の菊花展へ

神戸を代表する菊花展といえば、元町駅にほど近い相楽園が知られています。 関西に住んでいた頃は、「いつでもいける」とついつい後回しにしていたのですが、鎌倉に暮らしてみると、あの洋館と菊の景色が神戸ならではと気がついて、出張ついでに、思い切って…

花の旅 神奈川 珍しいモコモコ菊を訪ねて二宮へ

二宮は神奈川県の小田原と大磯の間に位置し、東海道の一里塚が残る歴史の町。 ここに珍しい「ざる菊」を咲かせる農家があるのを、9日付けの朝日新聞で知ってさっそく訪ねました。 東海道沿い、川匂神社近くの「ざる菊園」と書かれた看板を頼りにたどり着い…

小さな花旅365 グロリオサ fum 94

京都ホテルグランビアのロビーに、グロリオサだけでアレンジされていました。あまりの見事さに、思わずパチリ(^-^)/真っ赤に黄色のふちどり、ヨガのポーズ乗りような、グンと反り返った花の形がユニークですね。目立ちますね。綺麗な花にはやはり毒がありま…