花の旅・花の寺 全国各地の花めぐり

四季折々に美しい表情を見せる日本。 全国各地、花の咲く寺を巡って日本を再発見しませんか。

花の旅 神戸 相楽園の菊花展へ

神戸を代表する菊花展といえば、元町駅にほど近い相楽園が知られています。
 
関西に住んでいた頃は、「いつでもいける」とついつい後回しにしていたのですが、
鎌倉に暮らしてみると、あの洋館と菊の景色が神戸ならではと気がついて、
出張ついでに、思い切って足を延ばしてみました。
 
重厚な門を一歩くぐると、香しい菊の香りが・・・。
大ぶりの厚物や懸崖(けんがい)作り、千輪づくり、木添えづくりなど、丹精込めた菊が2500鉢近く並びます。

それにしても、日本の技術ってすごいですよね。
1本の菊を自在に操って、芸術作品に仕上げてしまうのですから・・・。

作品の中には地元の小学校や中学校からの出展もあって、神戸っ子たちがんばってます。
伝えていきたい技術というか、文化のように感じました。

異人館の前にも菊が並び、お目当ての神戸らしい趣を満喫しましたよ。

で、日本庭園にまわってみると、紅葉が始まっていたのです。
池の前の紅葉が真っ赤に色づき始めていました。
 
ヤッター(#^.^#)
一回で二度おいしい、菊と紅葉の共演です。

歩き疲れた・・・といってもそれほど歩いていないのですが、広場に床几が並び、お茶と和菓子がいただけるようになっています。

付き合ってくれた桂子姫と顔を合わせて
「(*´∀`*)菊より和菓子」なんて・・・菊の練り切りをいただきました。
お茶50円、和菓子170円。菊の香に包まれてシアワセなひとときでした。

もちろん、昼食は中華街へ。

鹿鳴荘であっさりラーメンとチャーハン、サラダがついて850円のランチをいただきました。
桂子姫のユーリンチも衣がカリッとして中はジューシー、美味でした。
 
今回も3時間コース。みなさんも小さな花旅に出てみませんか。