小さな花旅365 イワタバコ fum 298
昨夜は盛り上がりましたね〜。といっても、サッカーの試合中は仕事、本田がPKを決める頃は、仕事場近くでちょっと一杯。W杯出場は深夜のニュースで知りました。サッカーには興味ないですが、日本に元気をもたらす出来事ですね(^-^)
今日はイワタバコです。
岩肌にへばりつくように咲くこの花は、梅雨に似合う、雨に濡れてより美しくなる花です。
花は紫色した星形で、葉っぱがタバコの葉に似ていることからイワタバコ岩煙草と名付けられました。
湿気の多い鎌倉では、北鎌倉の東慶寺や長谷寺などで群生が見られます。
雨に濡れそぼる大きな葉っぱに、小さな星形の花が主張するように咲いて、梅雨どきの楽しみな花見なのですが、今日も晴天ですね〜(~_~;)
タバコといえは、わたくしの田舎の人里には近いのに、ちょっと奥まった畑に、大きな葉っぱが栽培されていました。
雨が降ってきたので、その葉っぱに潜り込んだのですが、見知らぬおじさんに、「入るな」とこっぴどく叱られました。
まだ小学校低学年の頃です。家に帰り、祖母に話したら「あれはタバコの葉っぱで、父が吸っていた「しんせい」の原料になり、専売公社と契約した農家に栽培が許されているから、近づいたらあかんよ」と、教えてくれました。
もちろん、もう一度見に行きましたよ。食べ物以外のモノになる葉っぱなんて、珍しいですからね〜。
中学生になってもう一度訪ねたら、もうタバコは栽培されていませんでした。村の三昧さんまいという墓場を抜けていく、わたくしの秘密基地のお話でした。
今日は札幌からお客様がいらっしゃいます。写真家さんと編集者さんです。初めてのお仕事がはじまります。