花の旅・花の寺 全国各地の花めぐり

四季折々に美しい表情を見せる日本。 全国各地、花の咲く寺を巡って日本を再発見しませんか。

明月院の紫陽花と葉祥明美術館

6月11日土曜日、鎌倉の紫陽花寺として知られる、北鎌倉の名月院へ出かけました。朝から大雨洪水警報が出ていましたが、「紫陽花には雨が似合う」とばかり、ずぶ濡れになりながら出かけました。

大雨にもかからわず、門前には人、人、人…の波が押し寄せ、大混雑していました。が、残念、ここでもまだ咲きはじめたばかりです。満開までには、まだ2週間はかかるかな。

有名な方丈の円窓から花菖蒲が見えたので、裏庭園へ。ここは拝観料の500円とは別に500円を払うので、満開の時期じゃないともったいないですよね。(満開時しか入園できないようです)

この日は満開に近く、しかも雨にそぼ濡れた花菖蒲は何とも妖艶な印象でした。花の数は3000株と少ないのですが、岩肌を借景にロケーションは申し分なしです。

参道にあるオシャレな洋館が気になり、帰りに立ち寄ってみました。ここは「葉祥明美術館」。贅を尽くした建物に、パステル調の絵画が似合います。私、葉祥明さんのファンで、砂浜に小さな家とか、夕焼けとか、少しとぼけたモチーフと淡い色彩に癒されてきました。
展示室にはソファがあり、ゆったりできます。中でも必見はトイレ。木製の便座やビデなどアンティークづくしです。団体の観光客はあまり立ち寄らないので、混雑した明月院が嘘のような静けさでした。入口のミュージアムショップは混雑してますが…。

HPに詳細をあります。覗きにきてください。
http://shintabi.com/index.php