熱気ムンムン 台湾 建國休日花市へ
週末を利用して、台北へ出かけました。羽田から松山空港まで、往復5時間半の旅です。
今回の目的は花市ウォッチング。台湾では街中で花屋さんを見かけることが少なく、一体どこで花を手に入れるのだろう…。以前から疑問だったのです。今回、週末だけ開かれる花市・玉市という市の存在を知って、早速出かけました。
台北市の中心から地下鉄で20分ほど、建國南路高架下には、毎週土曜日曜に限って、「花市」と「玉市」が開かれます。建國南路と交差する仁愛路から南側にあるのが「花市」、北側が「玉市」。玉市については後日また紹介しますが、今回は花市へ。
一歩足を踏み入れるや、すごい! 500メートルほどの通路の両側にびっしりと花屋さんが並んでいます。切花から鉢植え、ガーデニングの材料などが所狭しと並びます。花好きにはこの熱気に包まれているだけでも幸せです。
花の種類はブーゲンビリアの大きな鉢植えがあったり、蘭の花が目立ちますが、驚いたことに、ほとんどの花は日本と変わりなく、今はアジサイの鉢植えが旬です。台湾でも5月に母の日を迎えるらしく、カーネーションやバラの花束も並び、10本50元(150円弱)と安いのも魅力。残念ながら日本へ持ち帰りができないものばかりですが、見つけました!お土産を。
まずはフラワーアレンジメントの吸水フォーム。オアシスと呼ばれているもので、日本では手に入りにくいもの。が、1個100元(300円弱)、それから、写真のように水盤に花を浮かせる輪っかを見つけ、珍しいので20個くらい買ってしまいました。
市はどんどん人が増えて、大きなカートに鉢植えの花を買っていく人々が行き交い、緊急の救護所も出来るほどです。なるほど、皆さんここで花をゲットされていたのですね。
花の種類を見るだけでも一度、足を運んでみる価値ありです。松山空港まで近いので、昼便や夕方便で週末に帰国予定の方は、ちょっとした旅気分の浸れますよ。