小さな花旅365 ブラシノキ fum 281
関東は今日も一日お天気に恵まれました。
駅前のお寺では、気の早いアジサイがもはや咲き始めていましたよ。
まだ名残の椿の花が咲いているというのに・・・。
今日はブラシノキです。
見た目通りの瓶を洗うブラシのような形をした花です。
赤く伸びているのは雄しべで、その先が金色に光って、お日様のもと、キラキラ輝いて見えます。
原産地はオーストラリア。別名カリステモン、キンポウジュ、花槙ハナマキ。
フリーウェイの街路樹に植えられていたのですが、真っ赤な花が延々咲いて、それも首を垂れたように咲いていたので、瓶を洗うブラシが風に揺れているようで、見とれてしまいましたね。かれこれ30年ほど前のことです・・・。
今でもブラシノキを見ると、アメリカを放浪した時のことを思い出します。花って、意外に人生に寄り添っているものなのでしょうか。