小さな花旅365 ヤブツバキ fum 149
普通、ツバキというとヤブツバキのこと。
正月に出かけた伊豆の爪木崎の灯台付近に咲いていました。
ツバキと言えば伊豆大島。一度訪ねてみたい名所です。
山陰の萩や、高知の竜串など海岸部に自生が見られます。お寺のヤブツバキも風情がありますね。
琵琶湖の北西にある興聖寺では、国の名勝指定を受けている足利庭園に咲くツバキが知られます。とりわけ苔むした枯山水の庭に散るツバキを愛でるのも面白いですね。
わたくしの叔父はツバキの花が首から落ちることから、家に持ち帰ることを嫌っていましたが、散りぎわの潔さから、わたくしは好きな花です。
北大路魯山人が器に描くツバキはダイナミックさが魅力的だし、東大寺二月堂のお水取りの花、糊こぼしの和菓子も大好きです。
花びらの赤としべの黄色のコントラストが、描いても何にしても鮮やかなのが好まれる所以かも。
今年もめいっぱいツバキに出会いたいです\(^o^)/