小さな花旅365 ヒガンバナ fum 53
fum47で白いヒガンバナを紹介しましたが、本命の赤です。
祖母は家に持ち帰るのを忌み嫌っていました。根には毒もありますからねえ。
子どものころから、そんな環境で育つと好きにはなれなかった・・・のですが、
ヒガンバナのパフォーマンスがあって、
琵琶湖に面した座敷いっぱいに、真っ赤なヒガンバナが飾ってありました。
息を呑みましたねえ。
切りだしたばかりの青竹に赤い花が見ごとでした。
ヒガンバナのイメージが変わりましたよ。好きな花になりました。
彼岸のころだけに咲くのも一期一会でいいですね。
のカバーはヒガンバナの切り絵でした。
昨日は、奈良でタクシーに乗って「ヒガンバナを見たい」と運転手さんに告げると
「田んぼのそばにいっぱい咲いて、お百姓さんは草と一緒に刈ってしまうよ」
と笑われてしまいました。
でもわたくしはこの秋、一番見たい花でした。その奈良の田んぼの畦道で撮影しました。