花の旅・花の寺 全国各地の花めぐり

四季折々に美しい表情を見せる日本。 全国各地、花の咲く寺を巡って日本を再発見しませんか。

花の旅 鎌倉 江ノ島で見つけた幻のラン ふじい

江ノ島のサムエル・コッキング苑に、発芽してから30〜40年かけて開花するという幻の花
アオノリュウゼツランが2株咲いています・・・

という朝日新聞の記事を見て、すっ飛んで行きました.
新聞じゃあ、大きさが書いてなかったので、私は必死で下を向いて花を探していたのです.

花の案内板の前に立っても気づかなかった私。まったくトホホですね.
そしたら隣で、空を見上げている人が・・・「これだ! 新聞で紹介されてたのは」と騒いでいるのを耳にして
思わず空を見上げたら、天に向かって聳えるかのように、2株がすくっと伸びていました。

茎から黄色い花が手のように横に突き出して咲いています。

この花、メキシコが原産で熱帯から亜熱帯に自生。葉っぱはアロエが巨大化したものというのが私の印象です。
花の支柱は、咲き終わったら枯れてしまうそうですよ。

キレイとかカワイイ花というのではなくて、
発芽からの年月に思い及ぶと、セミの一生じゃないけれど、感慨深いものがありますね。
花と葉っぱ、大きさを比較するために灯台と一緒に写してみました。

今日、車で、藤沢から葉山方面へ向かっていると、レストラン珊瑚礁の手前の小さな教会の庭にこの花を見つけました。
感動しますよ。見つけた瞬間は。

みなさんも探してみてくださいね。