念願のはねずの梅を満喫しました
梅の花には遅く、桜には少し早い。こんな時期に満開を迎えるのが、京都山科にある髄心院の梅です。
問い合わせると「今が満開」とのことで、早速出かけました。
小野小町で知られる寺に、それは見事な梅林が広がっていました。はねずの梅については、花の色が薄紅色で、はねずは薄紅の古い言い方など諸説あるようですが、古木に咲く八重の大降りに花は、華やかな印象です。
梅園奥の床机に座って、ぼんやり眺めていると心から和んできました。
明日(27日)は、梅にちなんだ年に一度のお祭りがあるとかで、境内では今日と明日に限って特別みやげが販売されていました。
はねずういろは、竹筒に流し込んだういろ。といっても黒糖を寒天で固めたさらっとしたくずきりのようなもので、地元の商店街の方たちが考案したものだとか。1本200円でかわいかったので、夫の分と2本買い求めました。
地下鉄小野駅から山側へ8分ほど。門前には斑入りの椿が咲く蕎麦屋もあって、時間の都合で立ち寄れなかったけれど、小さな花旅を楽しむにはおすすめ。生めはここ1週間はまだ見られそうです。