小さな花旅407. 大山の紅葉
今朝は西から雨模様の一日になりましたね〜。
11月も今週でおしまい。慌ただしい師走が…(-。-;
その前に、ちょっと紅葉狩りに大山へ出かけました。大山はオオヤマと読み、神奈川県の伊勢原市、小田原市の境にある標高1252mの山。
山頂に大山阿夫利神社オオヤマアフリジンジャ奥の院が祀られ、いわゆる山岳信仰の山ですね〜。
わが家からは、藤沢から伊勢原まで小田急に乗り、バス、ケーブルを乗り継いで、中腹にある大山阿夫利神社の下社まで。
ふつうなら2時間弱で到着するのですが、この連休は紅葉のピーク。ということは…。
そう、まず伊勢原で乗り換えのバスを待つのに1時間。ようやく乗れたら、今度は大渋滞。倍くらいの時間をかけて(-。-;
到着したら、ケーブル乗り場まで、こま参道と呼ばれる狭くて急な石段が300段以上も続きます。
行列ですよ。むろんね。名物の名水豆腐料理も名水こんにゃくも、駒作りを観るのも、この時点で諦めて、ひたすらケーブル乗り場へ向かいました。
で、やっぱりケーブルも1時間待ち。もしもの時にと伊勢原駅コンコースで買い求めたHOKUOのクリームパンが、貴重な食事になりました(-。-;
で、4時間かけて阿夫利神社の下社に着きました。
ヘロヘロで辿り着いたわたくしを待っていたのは、まっ赤なもみじ。
いや〜疲れが吹き飛ぶ赤でしたね。
ところが神社の参拝にも行列です。むろん横からお参りしました。名水も行列、さすが並ぶのを諦めました。
もみじ汁と名づけられた、トン汁のすまし仕立ての汁が100円で振舞われたり、諦めも多かったけど、得たものも多かった。
さらに山頂まで1時間歩くのですが、今回は紅葉がきれいな大山寺まで、女坂を下ります。この女坂がまたまたくせ者で、ずっと石段でしかも段差が高く、かなり急なのです。30分は下ったかな?
こちらも参道はまっ赤に染まっていました。息を呑む赤です。
大山は山岳信仰の山ですから、寺、神社、奥の院が山頂に向って並び、神仏習合のカタチがきちんと残っていますね〜。
参道は険しい石段であたりまえかな?
神社の創建は古く、江戸時代には大山講と呼ばれる講も組まれて、麓には宿が点在しています。大峰などと同じですね〜。
この日はライトアップが始まったとかで、われわれが下山してもケーブルは相変わらずの1時間待ちでした。
帰りはケーブルは途中駅から乗ったので待たなかったけど、バスは1時間待ちでした(-。-;
待ち時間3時間の日帰り紅葉狩りでした。
関東の行楽シーズン恐るべし。オフに歴史をかみしめながら登りたい山ですね〜。