小さな花旅365 ケマンソウ fum 249
ハート型のような花が下向きにいくつも続く。花の咲く様子がユニークですね。ケマンソウ、またの名をタイツリソウと呼ぶコマクサの仲間です。
ケマンは漢字で華鬘と書き、お寺などの飾りに使われています。
その華鬘に花の形が似ていることからケマンソウの名がつきました。
この前、義母の法事の時に本堂のが柱に金の華鬘が吊り下げられていて、わたくしはケマンソウの形にそっくりなんて、長いお経の間に見つめていました。退屈ですからねえ(~_~;)
タイツリソウはちょうど釣竿に鯛が釣り上げられたような形からそう呼ばれます。こちらの方が覚えやすいかな?
以前、京都の福知山にあるお寺で、花が20個くらいつながったケマンソウを見ましたが、壮観でした。写真の花は5個ですが、それでも特徴が出てかわいいです。
似たようなハート型の花にチロリアンランプがありますが、花の付き方が全く違うのが見分けのポイントです。