小さな花旅365 ワタ fum 71
今日の花は、珍しいワタの花です。淡いピンクの花は、風車のように折り重なって花びらを広げています。左手には、実が弾けて飛び出した綿が…。
鎌倉長谷寺近くの、浅羽というウナギ屋さんの玄関を彩っていました。
珍しい花を参拝客に見てもらいたいーー楚々とした飾り方に、店主のお人柄が浮かぶようです。花のそばでは、ウナギの焼きあがる香ばしい匂いがたまらない。お昼食べてなかったら、きっとふらふらとお店に入っていたかも。花よりウナギ(#^.^#)
で、またまたわたくしの子どものころのお話です。
さすがに綿まで手づくりしていませんでしたが、祖母は家族みんなの布団や座布団も手づくりしていました。昔は当たり前だったのかな?
古くなった布団のガワを外して綿打ちして陽に干し、新しくガワをつける。
綿が平らになるようにするのがわたくしの仕事。祖母の命令に従って、右に左に均していくのです。最後に大きな針と糸で四隅を固定して一丁あがり。
その夜の布団のフカフカ感は、今でも覚えてますよ\(^o^)/
今、布団って、使い捨て感覚になってませんか?
綿の花を見て、ちょっぴり我が暮らしを振り返ってしまいました。