花の旅・花の寺 全国各地の花めぐり

四季折々に美しい表情を見せる日本。 全国各地、花の咲く寺を巡って日本を再発見しませんか。

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな花旅365 フジバカマ fum 67

鎌倉の長谷寺からupしています。 今、一番の見ごろはスイフヨウで、午後ですから、ほの白くなっています。弁天堂と書かれた写経所前に、フジバカマを見つけました。立派な株になって咲いています。シモツケに似て小花が集まって咲くんですね。背丈も1メート…

小さな花旅365 ハマユウ fum 66

久々に七里ヶ浜散歩。 海辺の小さな公園で見つけたのがハマユウです。 まだ残っていました。漢字では浜木綿、ハマオモトの名も。幹が太くてガッツリ系の花ですね。今日はこれから江ノ島の花火大会。ご近所さんと我が家のベランダからビールでも飲みながら楽…

小さな花旅365 シオン fum 65

秋晴れのさわやかな朝ですね。横須賀線の鎌倉から北鎌倉に向う線路に沿って、ヒガンバナが満開です。 いつまでも暑かったから、開花が遅れたのでしょうか?今日はシオンです。 紫苑色なんて色があるくらい、パーブルピンクのやさしい色合いの花です。奈良は…

小さな花旅365 ナンバンギセル fum64

漢字の南蛮煙管が、ピッタリはまる花です。南蛮、つまりポルトガル人が使っていた煙管にそっくりな形ということで名づけられました。ススキの根元に咲く、それも養分をもらって咲く寄生植物です。煙管にみたてた先に、ぽそっと下向きにピンクの花をのばして…

小さな花旅365 クレオメ fum 63

雄しべが長くて面白い形をした花です。 白とピンクがあり、ピンクはスイフヨウと同じで、白に変化します。和名は風蝶草フウチョウソウ、上から見ると蝶が舞っているようですね。庭植えでよく見かけますが、撮影したのは、飯田橋近くの街路樹の下。種が風に乗…

小さな花旅365 コスモス fum 62

帰国しました。 日本が恋しくなるほどの旅ではなかったのですが、日本の秋のシンボルみたいな花ですね。 藤井文子

小さな花旅365 ザクロ fum 61

台湾に来ています。と言っても、オットットの出張にちょっとついてきて、明朝、帰国という2泊3日の弾丸です。長春路と林森北路にある京都商務旅館という、ビジネスホテルに泊まっています。ここは便利な場所で、屋台も多く、食事にも、ショッピングにも不…

小さな花旅365 モミジアオイ fum 60

奈良の福智院というお寺の境内で 見つけました。 葵の仲間ですから、夏が盛り。 思いっきり花びらを開いた姿が印象的です。散る寸前ですが、サツキの緑のなかで、弱々しいけれど鮮やかな赤色が、目に止まりました。小さな庭ですが、観音様が祀られ尼寺らしい…

小さな花旅365 チャ fum 59

今日はお茶の花です。この時期になると葉っぱが大きくなって、花が咲いても目に止まらないほど。ややクリーム色がかって、反り気味の花びらと、黄色の大きな雌しべが見分けのポイントです。日本にお茶を伝えたのは栄西というお坊さんで、日本最古の茶園が京…

小さな花旅365 ツユクサ fum 58

夏のそれも盛夏の花だと思っていたら、今ごろよく見かけます。8月にシリアで殺害されたジャーナリストの山本美香さんのお別れの会が、昨日、ふるさとの都留市でありました。その山本さんが好きだったのが、ツユクサだそうです。清楚ですが、凛とした咲きつ…

小さな花旅365 マメアサガオ fum 57

奈良の白毫寺近くの田んぼで見つけました。へクソカズラにしては、花が大きいようだし、アサガオと呼ぶには小さすぎるし…。図鑑で調べてみると、マメアサガオという、かわいいアサガオでした。直径2センチにも満たないけれど、ラッパ状になった花は立派なア…

小さな花旅365 シコンノボタン fum 56

一見、覚えにくい名前ですが、 シコンは紫紺と書きます。野がついても牡丹ですから、大ぶりの花姿はゴージャスな貴婦人のよう。写真では明るい紫色ですが、実物はもっとディープ。フィルター越しに覗く色の落差に歯がゆくなります。印刷の場合、通常の赤、青…

小さな花旅365 ハギ fum 55

関西では開花が早く、もう終わって刈り取ってしまったところもあるとか。例年なら今ごろは、盛りを過ぎて散りぎわを楽しむ、こぼれ萩の季節です。茶道では、四季おりおりの景色を菓子の銘にして愉しみますが、こぼれ萩は、お菓子の名前から覚えました。食い…

小さな花旅365 イタドリ fum 54

春の山菜です。 若芽を摘んで根元からバナナのように皮を向いて食べる…のですが、子どものころ何度も試したけれど、酸っぱ苦い味になじめず、ペッと吐き出すのが常でした。塩漬にして保存食に。戻してクルミみそ和えにしていただいたことがありますが、山わ…